大京運輸からのメッセージ
現在の国際社会に目を向けると、これからの将来を担う子供たちがより良い社会を作っていけるような環境が大切だと思います。
そのような持続可能な環境づくりを行っている支援団体の活動に大変感銘を受け、弊社としましてもそのような団体を通じ国際社会へも貢献していきたいと思います。
これからもできる限り、当社で働く従業員の思いを届けて参ります。
カンボジアの子どもたちに給食を届ける
取り組み内容
貧困地区にある学校「KCS」に通う子どもたちの中には、家で十分な食事と栄養を取ることができない子どももおり、一般的な同年齢の子どもと比べると体格が小さい。2022年1月より、KCSに通う子どもたち全員に無償の給食を届ける取り組みをスタート。栄養のある給食の提供により子どもの健康を守り、学校に通うことができる子どもたちを増やすことを目的とする。
SDGs
給食を提供する前の子どもたちの出席率は79.8%であったが、毎日給食を提供した期間の出席率は95.4%と、出席率が15.6%増加。給食提供前は、登校日の半分以上欠席していた子どもが、ほぼ毎日登校するようになったなど給食の効果が見られた。
給食を通じて子どもたちへの教育機会の提供へとつながり、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」のみならず、目標4「質の高い教育をみんなに」にも貢献。
給食支援を受ける生徒ソバットさんからのコメント
シングルマザーが安心して暮らせる住居建設を支援
取り組み内容
カンボジアで貧困層が住む地域では、ギャンブルや薬物を使用する人もおり、安全ではない地域がある。
中学校教師であり、シングルマザーとして3人のお子様を育てるウムさんの住居建築費の一部を支援。ウムさんが暮らす地域には、薬物を使用している人がいたり、家と家の間隔も狭くプライバシーがなかったり、安心できない家に住んでいた。
本取り組みにより、家の周りに壁を設けてセキュリティを強化することができ、安心して暮らせる丈夫なレンガ造りの家を手に入れることができた。また、持ち家があることによって、今後子どもたちの教育費を貯蓄することが可能となり、自立した生活の後押しとなる。
SDGs
ウムさんが、持ち家を持つことにより、毎月の賃料の支出がなくなり貧困からの脱却につながるため、SDGsの目標1「貧困をなくそう」に貢献。また、これまで安全な家に住めていなかったウムさんに、現地の資材を用いた安全な住居の支援を行うことで、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に貢献。
住宅支援を受けたウムさんからのコメント
私の家族をサポートしてくださり深く感謝しています。もしこのサポートがなければ、私は賃貸住宅に住むことになり、家族のために貯金をすることができなかったかもしれません。また、新しい家は通気性があるブリックを一部使用しているため、空気の流れが良くなり、日中も暗くならず快適に過ごすことができています。
動物と人の命を守る
取り組み内容
カンボジアは世界有数の狂犬病発生国で、毎年800人ほどの人が亡くなっている。(※1)そのため、犬に狂犬病ワクチンの予防摂取を進めることが必要とされており、犬への狂犬病のワクチンの予防接種を進め、人と動物の命を守る取り組みをスタート。また、病気や怪我をした犬と猫の治療や、リハビリのための医療用品・ペットフードなどの支援も行う。
※1 参考:外務省 世界の医療事情 カンボジア(プノンペン), (閲覧日2022/6/6)
SDGs
犬のワクチン接種により、顧みられない熱帯病である狂犬病の発生を減らし、人間の命を守る取り組みであり、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に貢献。
現地で犬と猫の支援をするアニマル・レスキュー・カンボジア
ティナ代表からのコメント
大京運輸様の寛大な支援により、アニマル・レスキュー・カンボジアは恵まれない猫や犬の生活をより良いものに変えていくことができています。皆様の優しさと献身的な姿勢に深く感謝申し上げます。
学校でいつも健康的な給食が食べられて嬉しいです!お陰で僕は、より幸せに、より健康に、より大きく成長できてます。ありがとうございます。